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アスベスト対策
アスゲンシーラー G式アスベスト飛散防止、非加熱安定及び資源化
アスベスト処理の現状
(1)飛散防止処理
飛散を防止するために、高分子素材や樹脂等を吹き付ける。ただし、恒久的な処理方法ではなく、除去されるまでの仮処理です。
また、除去して中間処理においてはマスキングした高分子素材や樹脂の処理において、問題が生じます。
(2)除去
  撤去場所を密閉遮断し、飛散防止処置(散水等)を施しながらケレン除去します。
(3)飛散性アスベストの溶融
  除去回収されたアスべストは、1,000度以上で溶融するが元来アスベストの溶解点は高い(1300〜1500℃)ので、溶融に関するコストが高くなります。
(4)最終処分場ヘ埋立
  溶融後スラグ化されたものや非飛散性のものは管理型最終処分場に埋め立てられる。
いずれの方法も処置前養生、保管、処理コストが膨大で、早急に新規処理技術(簡素化低コスト)の開発が期待される現状です。
G式アスベスト飛散防止・非加熱無害化処理と再利用

アスベストの健康被害の原因は、その針状結晶にある。
微細化された針状結晶が大気中に浮遊し、呼吸により人体内にはいり健康障害を引き起こします。

G式アスベスト飛散防止方法とその無害化処理方法とは
(1)飛散防止処理
(2)針状結晶破壊処理

飛散防止処理
G式においては、従来の高分子素材や樹脂のマスキングによる固化飛散防止法ではなく、珪酸ナトリウムや珪酸カリウムを主成分とする珪酸アルカリ溶液とアスベスト吹きつけの際の結合材に使用したセメントに含まれるカルシウム、マグネシウム、アルミニウムイオンの化学反応により、アスベスト表面にガラス物質を生成させる。このことにより、針状結晶の肥大
化、針状結晶同士の結合により比重を増しながら固化することで飛散を防ぐこととなります。
ガラス物質表面にガラス物質を生成させることにより、異種成分での固化と違い、活着状態に優れています。
しかも、硬化後も有機溶剤を含んでいないため、本来の耐火‐耐熱の効果は失われません。

 


硬化後の処理方法
同化硬化が充分に進行すると硬度も増す。これを粉砕することで針状結晶は破壊されます。


リサイクル‐再利用
粉砕後の再利用は、セメント原料、窯業原料に再利用が可能である。または、再度、珪酸アルカリ溶液で固化させることでガラスに匹敵する硬度を持った耐熱耐火材としての利用が可能です。

サンプル:蛇紋石(白石綿)クリソタイル
処理前
 
飛散防止固化処理
 
処理後
   
(顕微鏡倍率:X1000)
サンプル:角閃石(青石綿)クリソタイル
処理前
 
飛散防止固化処理
 
処理後
   
(顕微鏡倍率:X1000)
処理前
 
固化後
 
粉砕後
   
(顕微鏡倍率:X1000)
 


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