株式会社 ダイゲン
メッセージ 工法・製品ガイド 使用実績 会社情報
T&C防食工法
クリスタルコーティングシステム
製品情報
クリスタルS
ヒートレスグラスGS600
テリオスコートNP360
シールコート007
ナノコート
ホーマーN
ウルトラサーフィスコンクリートポリマー
ファイアプリベンダー
アスゲンシーラー(アスベスト処理)
ダイゲントップページ
製品情報
クリスタルS 浸透性無機質反応型改良剤
クリスタルSは、多孔質のコンクリート、モルタルへの浸透性無機質反応型改質剤です。有機高分子系の防水・改質材とは異なり、コンクリート・モルタル等の多孔質石造材料に珪酸アルカリ水溶液を塗布し、浸透させ、アンモニウムイオンとハロゲンイオン存在下に珪酸カルシウムとコロイド珪酸を生成させ、材料の孔を、完全に充填して無孔化します。すなわち、コンクリート内部のイオンと、置換反応を起こし内部に不溶性の結晶体(ガラス物質)を形成します。このため、低コスト、工期短縮が計られまさに革命的ともいえる多孔質系の改質剤です。
クリスタルS処理による表面の無孔化イメージ

優れた特長
1.耐久性(強度・防塵)
クリスタルSを塗布すると、コンクリート内部に不溶性結晶体を形成するため、防水およびコンクリートの表面強度の増大が計られ、耐摩耗性が強化されます。また、空隙部が無機質に改質されるため凍結融解にも強く、防水効果は発揮され続きます。特に、酸性雨においてコンクリートの中性化などの劣化がおきますが、クリスタルSの未反応部分がこれらを取り込み不溶性部分を形成するため、酸性雨に対して顕著な効果を発揮します。また、この耐久性は計時強化させるため劣化が見られません。
2.中性化/劣化防止性(経年劣化したコンクリートのリフレッシュ)
コンクリートのアルカル成分は空気中の炭酸ガス等との作用により絶えず浸出し続けています。この中性化現象の要因である水、炭酸ガス、酸化性ガス等の進入をクリスタルSとの反応で形成された改質層が防ぎ、しかもクリスタルSのもつ強アルカルで再生させる効果もあります。
3.耐候性の向上/冷凍融解の防止
耐候性が向上し、紫外線による劣化を抑制します。また、水分の浸透を防止して、凍結/融解のサイクルによって発生するクラックを防止します。また、カビの防止を防ぐことができます。
4.コストの低減化
クリスタルSで処理したコンクリートは初期の材料・施工費用分がかかるだけで、メンテナンスフリーで高耐久性のため、抜群の経済性を誇ります。
5.耐薬品性(化学的抵抗性)の向上
以下の耐薬品性(科学的抵抗性)が表れます。
A) 各種炭化水素および置換炭化水素類(例:ハロゲン化炭化水素類、アルデヒド・ケトン類、アルコール類、アミン類、界面活性化剤、脂肪酸等)
B) 各種油類(例:自動車用、機械用、食用等)
C) その他、塩類水溶液(海水等)、不凍液等
クリスタルS処理による防水性能試験
1.目的
クリスタルSをモルタル表面に塗布した場合の防水効果について明らかにすることを目的とする
2.測定方法の概要
JIS R 5201に従い、100×100×10mmのモルタル板を作成、28日間養成後、クリスタルSを表面に塗布し1週間養成したものと、無処理の試験体を作成、双方ともプラスティック器をシリコンにて接着、水を容器に満たした。これを一定の期間放置し、水の減少量を観察した。
3.試験開始日/終了日
開始日: 平成9年6月13日 終了日:平成9年6月24日
4.試験結果

透水試験結果を下記写真にて示す。無処理の試験体は10日間でほぼ全量の水がモルタルに浸透してしまったが、クリスタルS処理をしたものはほとんど変化がなかった。これにより明らかにクリスタルS処理をしたモルタルには防水効果が出現している。

クリスタルSの用途と効果
用途
改質効果
・床
・歩道
・駐車場
耐摩耗性向上、 水の浸透防止、外観の向上、酸性雨対策、表面クラック防止、耐薬品性向上、防塵性向上、強度向上

・ヒューム管
・ブロック
・テトラポット

耐摩耗性向上、外観の向上、カビの防止、防塵性向上、耐薬品性向上

・マンション外壁
・モルタル外壁

酸性雨対策、表面クラック防止、外観の向上、水の浸透防止、耐候性向上、カビの防止

・プール
・スケートリンク

水の浸透防止、耐候性向上、強度向上、表面クラック防止

・石膏ボード
・軽量不燃建材

強度向上、カビの防止、防塵性向上、外観の向上

・護岸
・外壁
・その他

酸性雨対策、耐候性向上、耐磨耗性向上、水の浸透防止、強度向上、カビの防止、外観の向上、表面クラック防止


写真・クリックで拡大


Copyright Daigen inc. All Rights Reserved.
株式会社ダイゲン 当サイトの内容・画像等の無断コピー・転載はお断りします